健康診断について

小さい頃から健康診断を受けさせるメリットは？

小さい頃から健康診断のために動物病院へお越しいただくことで、動物が病院の雰囲気に慣れ、高齢になって大きな病気にかかり通院しなければいけなくなった場合でも、少ない負担でお越しいただけるようになります。また、健康診断の各項目には基準値が設けられていますが、これはあくまで基準値で、それから外れる動物もたくさんいます。ですが、若いうちから定期的に健康診断を受けておけば、その子の標準値を知ることができ病気の早期発見に繋がります。

どんな病気が予防・発見できますか？

悪性腫瘍（がん）、心臓病、腎不全、糖尿病、心筋症など、様々な病気の予防・発見に役立ちます。

健康診断は何歳から受けさせるべきですか？

一般的に、人間の中高年にあたる6歳からの健診が推奨されていますが、もっと若いうち、例えば1歳からでも受けさせてあげられます。

検査前・後の注意点を教えてください？

血液検査を受ける場合、8時間前から絶食でお願いします。お水は与えてもかまいません。

健康診断では、手術のように麻酔を使用したりはしません。なので、検査後にご注意いただくことは何もなく、受診後、そのまま散歩に行っていただくことも可能です。

「Team HOPE」とは何ですか？

「Team HOPE（チームホープ）」とは、動物たちの健康維持・病気予防を主眼に置き、全国の獣医師が中心となって立ち上げたプロジェクトです。Team HOPE（チームホープ）では健康診断の検査内容やクオリティを基準化することで、加盟病院であればどこでも一定レベル以上の検査が受けられるようになっています。

当院はこの「Team HOPE（チームホープ）」加盟病院で、飼い主様が安心して大切なご家族に健康診断を受けさせてあげられる体制が整っています。

歯科治療・歯科検診について

口臭がするのですが…何か病気でしょうか？

歯周病（歯肉炎・歯周炎）にかかっている可能性があります。一度お気軽に当院までご相談ください。

ワンちゃん・ネコちゃんも虫歯や歯周病になるのですか？

ワンちゃん・ネコちゃんでも、お口の中を清潔に保たないと虫歯や歯周病（歯肉炎・歯周炎）になる場合があります。大切なご家族のお口の健康のためにも、当院のデンタルケアをご活用ください。

全身麻酔で治療するとのことですが…安全ですか？

今は麻酔の技術が進歩していて、事前検査時で大きな問題がなければほぼ安全です。安心してお任せください。歯周病を放っておくリスクと、麻酔のリスクを比べた場合、絶対的に歯周病の方がリスクが高いと言えますので、「麻酔に抵抗があるので歯科治療は受けさせない」というのは賢明ではありません。

歯磨きが上手くできません…どうすればいいですか？

最初は難しくても、続けていればいつかきっと動物も慣れて、スムーズに歯磨きできるようになるはずです。諦めずに続けることが大事です。当院でも、飼い主様がきちんと歯磨きできるようにアドバイスさせていただきます。

もう大人なのですが、今からでもデンタルケアを始めるべきですか？

デンタルケアは何歳から始めてもいいのです。「もう大人だから…」と最初から諦めてしまわずに、思い立ったその日から始めるようにしましょう。

歯科検診はどの程度の頻度で受けるべきですか？

半年に1回のペースで受けさせてあげることをおすすめします。そうすることで、虫歯や歯周病といった病気が予防できるようになります。